YAPC::Japan in Tokyo 参加録

 

mumcloudsです.

1月26日(土)のYAPC::Japanに参加してきました.

yapcjapan.org

 

YAPCとはYet Another Perl Conferenceの略なのですが, 私はPerl経験ゼロだったのですがこれを機会にと思い参加して見た次第です.

いろんな発表があったのですがその中で印象に残っていたものをピックアップして紹介したいと思います.

 

Perl to Go 

発表者:xaicronさん(@xaicron

タイトルからもわかるように,  Perl 経験者が Go を使ってみた体験を発表してくださいました. Perl と比較した Go の長所・短所を Web API 作成の観点から赤裸々に語った発表です. ざっくりとまとめると次のような感じ. 

長所

  • バイナリを作成することで, ランタイムの必要がなくなりコンテナのサイズを抑えて高速に動作する
  • goroutine(サブスレッドのようななにか)によってCPUと空間が効率的にりようできる

短所

  • PerlでいうCPANがない -> ライブラリ探しや管理やらが面倒
  • $GOPATH下で開発する必要がある
  • 例外処理がない -> エラーハンドリングが大変

当日は時間の関係上, 「Web API作ってみた!」のお話のところはさっくりでしたが, 発表資料はxaicronさんのブログから参照できるのでもう一度眺めてみたいと思います. 

( 余談ですが, Go初心者的には Web APIとか抜きに命名規則によってpublic/privateの関数宣言が区別されて点が面白いと思った.

xaicron.hatenablog.com

 

WebVRで作品を作って展示しよう

発表者:hitode090さん (@hitode090)

ここ半年で作成したWebAIを用いた作品やブックフェア「TRANS BOOKS」での作品の展示経験を紹介していただきました.

役に立たないけど面白いものを作るのが好き, とのことで技術者以外でも楽しめるようなとてもキャッチーな内容でした. (ベストトーク2位だったそうです. おめでとうございます!)

発表から感じたWeb VRの印象は

  • Web開発から引き継げるものが多い
    -> VRからWeb VRに入るよりはすんなり試せそう
  • レイアウトのスケールがとりあえずでかい
    -> 3D空間なので縁がない, メートル法 

VRに関しては実物をみてもらうのが一番だと思うので, hitodeさんのブログから当日の発表資料を眺めてもらえればと思います. 今回のYAPCのタイムテーブルをVR空間でみることができるWebアプリも見れるのでこちらもぜひみて欲しいと思います.

(発想が斬新すぎて腰抜けます.

blog.sushi.money

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おわりに...

たくさんの発表がある中, 個人的に印象に残った発表を紹介させていただきましたが, 冒頭に組み込んであるYAPCのホームページから当日のタイムテーブルが見れるので興味を持った方は他の発表内容もぜひ見ていただければと思います.

次回のYAPCは京都で開催される予定らしいので興味のある方はぜひチェックして見てください!